サイクリストのための平屋
高価な自転車を外に置くのは盗難の心配もあって怖い。でも一般的な住まいでは中に置くスペースがなく、保管する場所にとても悩むところです。こだわりの自転車を持っているなら、メンテナンスも自宅内でやったり、時には眺めながら「いい自転車だなぁ」なんてニヤニヤしたり、そんなスペースが住まいにあったらいいな、なんて思いませんか?
玄関に広い土間スペースを設け、自転車をメンテナンスするスペースを作りました。さらに壁面に自転車を飾るディスプレイスタンドを設置し、それをリビングから眺めることもできる。そんなサイクリングを愛する人のための平屋のプランを作ってみました。
ウォークインクローゼット(2帖)
洋服などたくさん収納することができます。オープンなお部屋でプランを組み立てましたが、追加でロールスクリーンやカーテンを付けたり、壁と扉を取り付けるなど、ご要望次第でカスタマイズが可能です。
寝室(6帖)
ダブルベッドやそれ以上の大きさのベッドも置くことができます。ひとり暮らしの方はもちろん、ご夫婦でも充分お使いいただけるスペースです。
キッチン
ひとり暮らしにちょうどよい大きさのキッチンです。隣に冷蔵庫を置き、壁際のカップボードには食器や家電などを置くことができます。作業しやすい配置でお料理を楽しむことができます。
リビング・土間(5帖)
このプランの一番のポイントはなんといっても5帖もある大きな土間。玄関にはスロープを設置し、玄関ドアは引き戸を採用することで自転車を家の中に入れやすい環境を作りました。また土間の壁面にはお気に入りのディスプレイスタンドを設置し、大切な自転車を壁面に飾ることができます。
そしてリビングと土間の間には、空間を緩く仕切る腰壁を設置しました。リビングのソファに座ってテレビを見ることはもちろん、そのまま横を向けば自慢の愛車が見えるようにレイアウトされています。
土間のスペースは5帖ありますので、机や椅子を置いてお友達が気軽に立ち寄れるカフェスペースにする、なんて夢も広がります。
バスルーム・洗面化粧台など
バスルームはサイクリングで疲れた身体をリラックスさせる癒やしスポット。また洗濯機の後ろにはちょっとした棚板を設置。洗剤やタオルなどをサッと置けるスペースを作りました。トイレはどのお部屋からでも行きやすい、住まいの真ん中にレイアウトしてあります。